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曲面対応硬質ウレタンフォーム断熱材アキレスボードCV

アキレスボードCV

曲面対応硬質ウレタンフォーム断熱材「硬質ウレタンの硬さはそのままに、曲げられる」アキレスボードです。(特許出願済)
今まで硬質ボードでは施工が出来なかったプラントやビル設備の曲面に施工が可能で、熱伝導率0.024W/(m・K)の断熱性能で施設の省エネルギー化が可能となります。

用  途
曲面部分への断熱施工・断熱処理に適しています。
(例)曲面構造のコンクリート壁や天井、円筒形タンクなど
対応工法
接着工法

特長

  • 断熱性能

    熱伝導率:0.024W/(m・K)以下

  • 曲面対応が可能

    プラント、ビル設備などの曲面部分への断熱施工・断熱処理に適しています。

  • 優れた施工性

    カッターナイフや電動丸ノコで簡単に切断可能で接着剤で施工が出来ます。

  • 軽量性

    1.2kg/m2 (厚さ30mm)

  • 環境対応

    発泡剤は、地球温暖化係数(GWP)=1、オゾン破壊係数(ODP)=0と、環境にやさしいハイドロフルオレフィン(HFO)を発泡剤に使用しています。

断面図

断面図

施工例

  • 施工例
  • 施工例
  • 施工例

製品厚さと曲げの関係(最小半径の目安)

製品厚さ 曲げ最小半径(目安)
10mm 250mm
15mm 250mm
20mm 500mm
25mm 500mm
30mm 1,000mm
  • ※厚さにより曲げられる最小半径は異なります。
  • ※曲げ最小半径は目安とお考えください。

製品規格(アキレスボードCV)

製品名 厚さ
(mm)

(mm)
長さ
(mm)
熱抵抗値
(m2・K/W)
重量
(kg/m2
アキレスボードCV 10 910 1,820 0.41 0.65
15 0.62 0.80
20 0.83 0.95
25 1.04 1.08
30 1.25 1.20
  • ※上記規格寸法以外の長さについてはお問い合わせください。

物性(アキレスボードCV)

項目 単位 物性値 試験方法
密度 kg/m3 25以上 JIS A 9511
熱伝導率 W/(m・K) 0.024以下 JIS A 9511
圧縮強さ N/cm2 8以上 JIS A 9511
吸収量 g/100cm2 3.0以下 JIS A 9511
透湿係数 ng/m2・s・Pa 40以下 JIS A 9511

製品特性上の注意事項

  • 曲がる向きには、方向性があります。(黒いラインが引いてある面を内側にしてください。)
  • 紫外線によりフォームが変色するため、現(あらわ)し仕上げでのご使用はおやめください。
  • 曲げることで熱伝導率は、10~20%程度性能が低下することがあります。(曲げの回数や曲げ半径により変化します。)
  • 曲げることで寸法が縮むことがあります。(概ね0.5~1%前後)
  • 表面は平滑ではなく、若干のしわや凹凸があります。

お取り扱いいただく上での注意事項

警告

  • アキレスボードCVを保管する場合は、火気に十分注意してください。
  • アキレスボードCVのそばでの溶接・溶断ならびにその他の火気の使用は厳禁です。やむをえず溶接等の火気を使用した作業を行う場合は、防火シート等で養生し、かつ消化設備を準備した上で、監視者立会いのもと、慎重に作業を行ってください。

注意

  • アキレスボードCVは、原則として直射日光や雨の当たらないように屋内の水平な場所にりん木を置き、敷板を敷いた上に保管してください。やむをえず屋外におく場合は、養生シート等を掛けて直射日光や雨がかからないように保管してください。立て掛けて置くと、曲がり癖がつく場合があります。
  • 紫外線により、製品の硬質ウレタンフォーム表面が黄色く変色します。保管、使用にあたっては紫外線への暴露はおやめください。
  • 曲げ加工は、ゆっくりと行ってください。強い力で急激に曲げると割れることがあります。
  • 曲げ加工では、製品表面に局所的に集中して圧力が加わると製品にへこみが生じますので注意して加工してください。
  • 製品を放り投げることや、落とすことはおやめください。製品が破損するおそれがあります。
  • 特殊面材は静電気が発生しやすいため、溶剤系接着剤などの揮発性物質等を取り扱う際にはご注意いただくとともに、必要に応じて除電処置を行ってください。