キューワンボード
遮熱性能のひみつ
アルミ箔面材
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特長
「アルミ箔」面材 遮熱シート等に多く使われる「アルミ蒸着」(アルミを化学的に付着させたもの)とは違い、「アルミ箔」(アルミ金属箔)を採用。アルミ本来が持つ優れた遮熱性能を発揮します。 フラットな遮熱面 アルミ箔単体では、製造時、シワや凸凹が多くなり、遮熱効果にはマイナス。面材ベースにライナー紙を施すことで、平滑でフラットな遮熱面を実現。遮熱効果がアップ。 アルミの劣化防止 アルミ自体の酸化劣化や表面のキズを防ぐため、ポリエチレン・コーティングを施しています。アルミの劣化を防ぎ、長期に渡り遮熱効果を発揮できます。 テープ接着力、難燃性等 あらゆる防水テープとの接着性に優れ、製品自体の難燃性も向上します。
貫流熱量比較(外気側から室内側に壁を通過して侵入する熱量)
(一財)建築試験センターで行ったJSTM J 6112(建築用構成材の遮熱性能試験方法)による試験結果をグラフ化したものです。夏季の外壁を想定した試験で、キューワンボードを使用した外壁は、アルミ箔面材の効果により、当社従来品と比べ貫流熱量が大幅に削減(約48%)されました(高性能フォームの断熱性能による効果も含まれます)。アルミ箔面材が通気層または空気層に接している場合、その赤外線反射(低放射)効果によって断熱性能への寄与が期待できます。しかし断熱材の熱抵抗値には算入できないので、断熱材はアルミ箔の有無にかかわらず所定の厚さを使用することが必要です。
なお、ジーワンボードもキューワンボードと同じ面材を使用しています。
サーモグラフィー画像の比較
サーモカメラを使用し、「キューワンボード採用の家」と「無断熱の家」の夏季における遮熱性能を視覚化しました。夏季の屋根裏面温度は左の無断熱の家で約42℃になりますが、キューワンボードを外張り断熱材として採用した家では約30℃となり、約12℃の差が認められます。アルミ箔面材が優れた遮熱を発揮しています。
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断熱なし
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キューワンボード